セクハラ、パワハラ・・・


今回はちょっと重たいテーマ、「会社内でのハラスメント」について書いてみようと思います。

セクハラやパワハラって、ニュースやネットではよく見るけど、「自分の職場では関係ない」って思ってる人、まだまだ多いんじゃないかと思います。でも実際は、もっと身近で起きてるし、わかりやすい暴言や暴力だけがハラスメントじゃないってことも、ここ数年ですごく感じるようになりました。

僕自身、はっきりと「パワハラだ」と言えるような経験があったわけじゃないけど、「あれ、これって普通じゃないよな…?」って違和感を抱くような出来事はいくつかありました。

たとえば数年前、上司との面談中に「お前、やる気あるのか?」って何度も言われたことがあります。最初は自分の仕事ぶりを反省するきっかけにもなったんですけど、段々とその言い方がエスカレートしていって、「お前みたいなやつ、うちの部署にはいらない」とまで言われた時は、本気で心が折れかけました。

言葉にこそ気をつけてるつもりなんでしょうけど、「指導」と「圧力」の境界線ってめちゃくちゃ曖昧です。相手の受け取り方次第で、同じ言葉でもまったく意味が変わる。だからこそ、言葉を扱う立場の人は、より慎重であってほしいと思うんです。

そしてセクハラも、なにも身体的な接触や下ネタだけじゃない。容姿のことを軽いノリでいじったり、プライベートに過剰に踏み込むような発言だったり、本人は冗談のつもりでも、受け手にはずっと残るような言葉って確実にあるんですよね。

僕の同僚で、女性社員に「結婚しないの?」「そろそろ出産考えないとね」と笑いながら言っていた上司がいたんですが、見ててゾッとしました。相手は笑って流してたけど、あれは完全にアウトだと思うし、周りも「見なかったことにする」空気があったのがまた怖かったです。

職場って、どうしても上下関係があって、その力関係の中で言いたいことが言えなかったり、不快に思っても我慢しちゃったりするんですよね。僕自身も、上司の発言に対して「それはちょっと…」って思っても、結局笑ってごまかすことしかできなかったことが多々あります。

でも最近は、「我慢しないことも大事だな」と思うようになりました。
無理に対立しろって話じゃなくて、自分の心の中で「これは間違ってる」って思う気持ちを無視しないってこと。自分を守るって、そういう小さな意識から始まるのかなと。

僕はこのブログを、自分の思ったことを素直に書ける場所にしたいと思ってます。
だからこそ、こういうちょっと重いテーマも避けずに残しておきたかった。もし、今この記事を読んでいる人の中で、「これってパワハラなのかな?」「自分が間違ってるのかな?」って悩んでる人がいたら、自分の感覚を信じてほしいです。

会社って、本来は安心して働ける場所であるべきだと思うんです。でも現実はなかなかそうもいかないからこそ、せめて自分だけでも、自分の心にちゃんと寄り添っていたいなと。

ということで、今日はちょっと真面目な話でした。

また思うことがあれば、気ままに書いていこうと思います。