ファッションセンスとは?


今日はちょっとモヤモヤしていることについて書いてみようと思います。

たまに言われるんですよね、「○○さんって、ちょっとファッションセンス独特ですよね」って。
ストレートに「センスないですね」って言われることもあって、正直ちょっと傷つきます。もちろん冗談交じりで言ってくる人もいるし、悪意がないのはわかってる。でも、言われた側としては、結構グサッとくるんです。

たとえば、僕はちょっと大きめのTシャツが好きだったり、色の組み合わせもベーシックよりちょっと外した感じを選ぶことが多いです。別に奇抜な服を着てるわけじゃないんですけど、「もう少し落ち着いた方がいいんじゃない?」とか「その色、目立ちすぎじゃない?」とか、ちょいちょい言われます。

でも、こっちはこっちで「自分が着たいものを着てる」だけなんですよ。
毎日スーツで過ごしてると、休日くらいは好きな服で気分変えたくなる。少しラフな格好で娘と出かけたり、家族でショッピングモールに行くときくらい、自分の好きなスタイルでいたい。

そりゃ、流行とか世間的な“おしゃれ”とはズレてるのかもしれないけど、それってそんなに重要なのかな?って思うんです。

ファッションって、結局「その人らしさ」だと思うんですよね。
誰かと全く同じじゃなくてもいいし、自分なりのこだわりや“好き”があるから楽しいはず。でも現実には、「無難な服装が正解」みたいな空気があって、そこから外れるとすぐに“センスない”って言われる。なんか、ちょっと窮屈だなって感じることがあります。

…とか言いつつ、やっぱり言われたことってちょっと気にしちゃうんですよね。

「これ着て会社の人に会ったら、また何か言われるかな」
「このシャツ、派手すぎるかな…」
「このパンツ、やっぱり細すぎるかも」

頭の中では「自分が良ければそれでいい」って思ってるはずなのに、気づくと“周りの目”を気にして服を選んでたりする。
自分の中の自由と他人の評価、その間で揺れてる感じ。

特に30代になると、年相応の服装とか、落ち着いたスタイルが求められがちですよね。僕も「若作りしてる」と思われないように、服の色味や形は以前より気にするようになりました。でも正直、気にしすぎると面白くなくなるんですよね。服を選ぶのが楽しくなくなるというか。

最近は、「自分が好きなものを着る」っていう気持ちを大事にしつつ、「場に合わせる」というバランスをとるようにしています。
完全に自分の好きだけを貫くと浮いてしまうこともあるし、かといって周りに合わせすぎてもつまらない。だから、ちょっとだけ控えめに“自分らしさ”を残すような、そんな感じ。

たとえば、地味めなシャツでも、靴下だけはちょっと遊んでみるとか、バッグに少し個性を出すとか。そういう「自分だけがわかる楽しさ」を持つようにしたら、少し気が楽になりました。

というわけで今回は、「ファッションセンスがない」と言われたことをきっかけに、自分なりのスタイルと向き合った話でした。

もし同じように「センスないって言われるけど、これが好きなんだよな…」って感じてる人がいたら、声を大にして言いたいです。
「好きな服を着て、何が悪い!」って。

ただ、ちょっと周りの目が気になるのも、やっぱり本音ですけどね。

ではまた、気が向いたときに書きます。