うちの娘、最近ますます口が達者になってきて、僕にもしっかりツッコミを入れてくるようになりました。「パパ、それ前も話したじゃん」とか「そのダジャレ、つまんない」とか言われて、内心ちょっと傷つきつつも、それがまたかわいかったりして。
そんな娘を見てると、ふと思うことがあります。
この子、10年後はどんな大人になってるんだろう?
まだランドセルを背負って、友達と鬼ごっこしてる年齢なのに、ふとした瞬間に将来のことを想像してしまいます。たとえば高校生になった娘が「好きな人ができた」と言ってきたら…とか。
どんな男だよ?ちゃんと挨拶できるのか?うちに連れてくるんだろうか?そもそもパパのことを“ウザい”って思って会わせてくれなかったらどうしよう…なんて、まだ先の話なのにモヤモヤしてきたりして。
もし、彼氏がチャラチャラした感じだったら、たぶん僕は冷静でいられない気がします。
何かと理由をつけて外に連れ出して、「最近の若い奴は…」なんて説教モードに入ってしまいそう。でも、娘が幸せそうに笑ってたら、何も言えなくなるんだろうなぁ。
それに、仕事は何をするんだろう。
好きなことを見つけてイキイキ働いてくれたら嬉しいけど、やっぱり親としては「安定した職業がいいんじゃない?」って口出ししたくなる気もする。でも、それも自分の価値観の押しつけだよなぁ…って反省する未来まで、すでに想像してたりして。
そして、結婚。
あーもう、考えたくない(笑)。
娘がウェディングドレスを着て、「パパ、ありがとう」なんて言う場面を想像するだけで、胸がギュッとなります。いやいや、早いって。まだ折り紙とかしてるし、ぬいぐるみ並べて遊んでるし。
そもそも、本当に結婚するんだろうか?
時代的には「結婚しない選択」も全然アリだから、それももちろん尊重したいけど、父親としてはやっぱりどこかで“幸せになってほしい”って願ってしまうものですね。
でも、よくよく考えると、僕自身が“父親らしい父親”になれてるのかも微妙なところで…。
娘のことが大好きだし、家族のことをすごく大事に思ってるけど、仕事に追われて、気づけば娘との会話が「宿題やった?」「お風呂入りなさい」で終わってしまう日もある。そんな中で「この子の将来」なんて考えてる自分に、「まず今をちゃんと見てあげなきゃな」って思ったりもします。
それでもやっぱり、夜に寝顔を見てると、いろんな未来が頭をよぎるんです。
「ちゃんと幸せになれるかな」
「嫌な思いをせずに、大切にしてくれる人に出会えるかな」
「自分のやりたいことを見つけて、笑っていてくれるかな」って。
もちろん、娘の人生は娘のものだし、僕が決めることじゃない。
でも父親って、どうしても心配が先に立ってしまうんですよね。
いくら時代が変わっても、「大切な娘を守りたい」って気持ちは、変わらないんだろうなと思います。
というわけで、今日は娘の将来について、ひとり勝手に妄想してしまった話でした。
これを10年後に読み返したら、自分でも「何考えてたんだ」って笑ってしまうかもしれませんが、それもまた良しということで。
ではまた、気が向いたときに書きます。